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Race
レースレポート

Vol.50 全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦(鈴鹿サーキット)
Date:2010.10.29〜31

10/29(金)〜31(日)に鈴鹿サーキット(三重県)において、「2010 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦(最終戦) 第42回MFJグランプリ SUPERBIKE RACE in SUZUKA」が開催され、BEET RACINGはライダーに高橋英倫選手を擁し、最高峰クラス『JSB1000』に参戦した。

高橋選手、怪我を押して強行出場。2レースともポイント獲得!
ライダー:高橋 英倫
マシン:Kawasaki ZX-10R
【レース1】予選:15位 決勝:10位
【レース2】予選:13位 決勝:12位


今大会がシリーズ最終戦。苦楽を共にしたスタッフと共に集大成のレースへ挑んだ高橋選手は、金曜のフリー走行から意欲的に走り込んだ。翌日は台風の予報が出ており、悪天候の場合にはフリー走行のタイムで決勝グリッドを決める可能性があったのだ。しかし、満を持してフレッシュタイヤに履き替えタイムアタックを敢行したが、タイヤが温まり切らずにグリップを失い、最終コーナーの立ち上がりでまさかの転倒を喫してしまった。肋骨にクラックが入る怪我を負ったが、高橋選手は強靭な精神力でレースへの参加を決意した。

【公式予選】
天候:曇り / コースコンディション:ハーフウェット

予選は恒例のノックアウト方式。今回は決勝が2レース行われる為、Q1の結果がレース1のスタート順位となり、Q3の順位がレース2のグリッド順となる。満身創痍の高橋選手は懸命にマシンを操るがなかなかペースが上がらない。Q1は15位に留まった。続くQ2。マシンのセットを変更し、計測終了間際にアタックを開始。悲鳴を上げる体を酷使し、ウェットパッチが残る難しいコンディションの中、2'15.282をマーク。Q3進出には僅か0.3秒差で届かなかったが、レース2は13位からのスタートとなった。

【決勝レース】
天候:晴れのち雨 / コースコンディション:ドライ→ウェット


【レース1】高橋選手は卓越したライン取りでスルスルと前に出て、オープニングラップのS字コーナーでは一気に7番手まで浮上。周囲を驚かすが、痛めた体が無理を許さない。徐々にポジションを落とし、6周目には12位に。しかし、最後は痛みより闘争心が勝り、ペースを上げて10位でフィニッシュ。大健闘を見せた。

【レース2】雨が降り出しウェット路面でのレースとなった。高橋選手はここでも混戦のスタート直後に大きくポジションアップを果たす。8位でグランドスタンドに現れた。ところが、痛み止めが効かないほどの激痛が体を走る。懸命にモンスターマシンを操るが、ジリジリと後退を余儀なくされた。9周目に12位となるが、渾身のライディングでポジションをキープ。今年最後のチェッカーフラッグを受けた。

シリーズランキングは高橋選手が9位。BEET RACINGもチームランク9位の成績を収めた。Kawasakiプライベーターでは最上位。一年間の皆さまのご支援・ご声援のお陰だと感謝しております。ありがとうございました。

 
【ライダーコメント】
高橋 英倫選手
「最終戦でベストパフォーマンスをお見せ出来なかったのは残念ですが、年間を通じで安定した結果を残せた事には満足してます。皆さんの声援が大きな勇気になりました。本当にありがとうございました!」

ご声援ありがとうございました。

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